フリード(GB5)にガラスコーティングを自分でやってみた
フリードを購入後、いつまでも新車の輝きを維持するには、こまめにワックス掛けをするかコーティングが必要です。
でもワックス掛けは時間と労力を使います。
しかもワックスは耐久性が高くないので1カ月に1回程度の頻度で塗り直さないといけません。
ずぼらな性格の私としてはそれは避けたいところです。というか無理です(*_*;
そうなると耐久性が高いコーティングを選ぶしかありません。
コーティングの中でも特に耐久性が高いのがガラスコーティングです。
しかし、ガラスコーティングを施工業者やディーラーで頼むと5万円〜10万円程します。値段が高過ぎます( ;∀;)
こんな理由もあり、結局自力でガラスコーティングをすることにしました。
使った商品や施工方法、感想などを紹介しますので参考にしてください!
施工時間:半日〜約1日
コストダウン効果:4万円〜9万円程度
難易度:★★★☆☆
準備するもの
ガラスコーティング剤
私が使用したのはピカピカレインプレミアムというガラスコーティング剤です。
口コミ等の評判が良かったことに加え、以前に乗っていた車にも実際に使用したことがあり、耐久性やツヤ、施工性に優れていたためです。
前回に施工した際は、下地処理は一切行わず、洗車した後にすぐにこの商品を塗ったため3年間は持ちませんでしたが、それでも1年間ぐらいは効果が実感できました。
これだけでも充分良い商品だと思いますが、下地処理をしっかり行えば効果がさらに持続することが期待できます。
カーシャンプー
砂、ホコリだけでなく、古いワックスや油分を落とすのに必要です。
これらをしっかり落とすことによってコーティングがしっかりと定着し、輝きが増します。
市販のカーシャンプーにはいろいろな種類がありますが、油やワックスを落とせるタイプを選ぶようにしましょう。
脱脂シャンプー300(300cc入) | ||||
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なお、それほどこだわりが無ければ家庭用の台所洗剤でも代用可能です。
除菌ジョイ コンパクト 食器用洗剤 本体 190ml | ||||
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粘土クリーナー
ボディーに突き刺さった鉄粉を除去する際に必要です。
鉄粉除去シャンプーなどもありますが、粘土クリーナーの方が確実に鉄粉を除去できます。
しばらく車を乗り回すと確実に鉄粉がボディに刺さりますので、コーティング前には鉄粉を除去しておく必要があります。
新車の場合でも納車までに鉄粉が刺さることがあるので、より完璧に仕上げるのであればやる価値があります。
粘土クリーナーはコンパウンド入りのものも販売されていますが、ボディーの負担を減らすためにコンパウンドが入っていないタイプが良いです。
ねんどクリーナー | ||||
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コンパウンド
細かいキズがついている場合やボディを鏡のように光り輝かせたい場合に必要です。
古いコーティング等もはがすことができます。
新車の場合でもコンパウンドを使えばさらに上を目指すことが可能です。
表面がなめらかになり、コーティングの耐久性も向上します。
ただし、コンパウンドはヤスリで塗装面を削るようなものですので、磨きすぎは厳禁です。
コンパウンドの目の細かさが様々ですが、最初のうちは特にセットものをおススメします。
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 液体コンパウンドトライアルセット 390g 09193 [HTRC3] | ||||
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なお、コンパウンドを掛けるとき手でやるのはかなりの重労働であり、ムラもできやすくなります。
できればポリッシャーを使いましょう。
ポリッシャーは意外と安いものもあり、3000円程度で買うことができます。
PROSTAFF(プロスタッフ) 自動車塗装面用電動ポリッシャー シャインポリッシュ S AC100V | ||||
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作業方法
作業方法の簡単な流れは@〜Eです
@洗車
A鉄粉除去
Bコンパウンド磨き
C洗車(脱脂)
D拭き上げ
Eガラスコーティング
A〜Cは省略することもできますが、ワンランク上の耐久性と輝きを手に入れたい場合は必要な工程です。
@洗車
まずは車についた砂やホコリを取り除くために洗車をします。
ボディを傷つけないようにしっかりと泡立てて優しく洗いましょう。
A鉄粉除去
粘土クリーナーを使って鉄粉を除去します。
常にホースで水を流しながら、ボディの上を粘土クリーナーで滑らせます。
水を流さなかったり、力強くこすり付けると傷が付いたり、粘土がボディにこびりつきます。
優しく円を描くように粘土を滑らせましょう。
なお、粘土に鉄粉が付いてくると黒く汚れてきます。
ある程度汚れてきたら、粘土を練りこんでやれば再び使うことができます。
常にきれいな面を使うようにしましょう。
Bコンパウンド磨き
コンパウンドで細かい傷を消し、鏡面に近づけます。
作業はポリッシャーで行うと楽です。仕上がりもキレイになります。
コツは、ポリッシャーを押さえつけず、均一の力で動かすことです。
また、角などの出っ張っている部分は削れやすいので注意しましょう。
なお、使用するコンパウンドは傷の程度によって目の粗さを選択します。
傷が大きければ粗目のものが必要ですが、粗目のもので削りすぎると後戻りができなくなります。
慣れないうちは特に目の少し細かいものを使い、それでもダメな場合にのみ目の粗いものを使うようにしましょう。失敗も少なくなります。
そして、目を段階的に細かくしていき、最終的に鏡面仕上げ用で磨けば完成です。
C洗車(脱脂)
ここで再び洗車します。
余分な脂を取り除くために脱脂可能なカーシャンプー(もしくは台所洗剤)を使用します。
D拭き上げ
水分を取り除くため、しっかりと拭き上げます。
隙間に残っている水滴なども徹底的に取り除くようにしましょう。
水分が残っているとガラスコーティングが弱くなります。
なお、拭き上げには繊維ごみの出にくいマイクロファイバークロスを使うと良いです。
以上で下地処理が完成です。
Eガラスコーティング
下地処理が終わったらいよいよガラスコーティングです。
ガラスコーティング剤を付属のスポンジに3滴ほど染み込ませボディーに薄くのばします。
そして、一定の面積を塗りのばしたら、付属のマイクロファイバークロスですぐに拭き取ります。
一度に多くの部分を塗ろうとするとムラができますので気を付けましょう。
うまくやれば、コーティング剤のボトル半分程度でフリード1台分を塗ることができます。
コーティング後、24時間は水に濡れないようにしましょう。
完成!
施工完了後の写真がこちら。
慣れない作業だったので結構苦労しましたが、新車以上に艶が出て満足のいくレベルに仕上がりました。
そして、最初に苦労した分、今後の洗車が楽できそうです。
ホコリがついても雨が降れば大体流れ落ちます。
あとはどれくらい効果が持続するかですね。
このことについてはまた報告します。乞うご期待!